ダコニール1000

出典: たまちゃん村

(版間での差分)
2009年12月12日 (土) 11:48の版
Hirai4420 (ノート | 投稿記録)
(tu)
← 前の差分へ
2009年12月13日 (日) 09:58の版
Hirai4420 (ノート | 投稿記録)

次の差分へ →
324 行 324 行
| 2回以内 | 2回以内
|} |}
 +
 +2.土壌灌注剤として使用する場合
 +
 +{|border=1 cellspacing=0 cellpadding=10
 +|-
 +! 作物名 || 適用病害虫 || 希釈倍数 || 使用時期 || 総使用回数 || 使用方法
 +|-
 +| ブロッコリー
 +| 根こぶ病
 +| rowspan="2" | 1,000倍
 +| 定植時
 +| 本剤:1回、TPN:3回以内(土壌灌注は1回、散布は2回以内)
 +| rowspan="2" | 1㎡当り希釈液3L土壌灌注
 +|-
 +| レタス
 +| ビッグベイン病
 +| 収穫42日前まで
 +| 本剤:2回以内、TPN:5回以内(土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
 +|-
 +| ねぎ、わけぎ
 +| rowspan="3" | 苗立枯病(リゾクトニア菌)
 +| 500倍
 +| 出芽揃い後(出芽3日後から10日後まで)
 +| 本剤:1回、TPN:3回以内(土壌灌注は1回以内、散布は2回以内)
 +| 1㎡当り希釈液0.5L土壌灌注
 +|-
 +| きゅうり
 +| rowspan="3" | 1,000倍
 +| rowspan="2" | は種時又は活着後但し、定植14日後まで
 +| 本剤:2回以内、TPN:10回以内(土壌灌注は2回以内、散布及びくん煙及びエアゾル剤の噴射は
 +合計8回以内)
 +| rowspan="3" | 1㎡当り希釈液3L土壌灌注
 +|-
 +| トマト
 +| 本剤:2回以内、TPN:4回以内(土壌灌注は2回以内)
 +|-
 +| みずな
 +| 立枯病
 +| は種時
 +| 1回
 +|-
 +| rowspan="2" | 稲(箱育苗)
 +| rowspan="2" | 苗立枯病(リゾープス菌)
 +| 500~1,000倍
 +| rowspan="2" | は種時から緑化期但し、は種は14日後まで
 +| rowspan="2" | 2回以内
 +| 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り希釈液500mlを土壌灌注する。
 +|-
 +| 1,000~2,000倍
 +| 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り希釈液1Lを土壌灌注する。
 +|}
 +
 +3.種子消毒剤として使用する場合
 +
 +{|border=1 cellspacing=0 cellpadding=10
 +|-
 +! 作物名 || 適用病害虫 || 希釈倍数 || 使用時期 || 総使用回数 || 使用方法
 +|-
 +| にんじん
 +| 黒葉枯病
 +| 12倍
 +| は種前
 +| 本剤:1回、TPN:5回以内(種子への吹き付け処理は1回以内)
 +| 乾燥種子1kg当り希釈液60mlを吹き付け処理(種子消毒機使用)
 +|}
 +[[:category:殺菌剤]]

2009年12月13日 (日) 09:58の版

住友化学園芸

農林水産省登録第21759号

「すぐれた効きめの総合殺菌剤。本剤はもち病や炭そ病、斑点病など葉が変色するタイプの広範囲の病気に効果のあるすぐれた代表的な園芸用殺菌剤です。フロアブルタイプのため、計量も手軽で、散布後の汚れも少ない薬剤です。」(メーカー商品紹介より)

成分:TPN

適用病害と使用方法

1.散布剤として使用する場合

作物名  適用病害虫 希釈倍数 使用時期 総使用回数 使用方法
ばら 黒星病、うどんこ病 1,000倍 6回以内 散布
きく 黒斑病、褐斑病
カーネーション、宿根アスター 斑点病
チューリップ 褐色斑点病
ゆり 葉枯病
りんどう 葉枯病、褐斑病
芝(ベントグラス、バミューダーグラス) ヘルミントスポリウム葉枯病、葉腐病(ブラウンパッチ) 500~750倍 発病初期 8回以内 1㎡当り1L散布
しそ 斑点病 1,000倍 収穫前日まで 4回以内 株元散布(150L/10a)
なす 黒枯病、灰色かび病、すすかび病 散布
きゅうり べと病、炭そ病、うどんこ病、灰色かび病、黒星病、褐斑病 本剤:8回以内、TPN:10回以内(土壌灌注は2回以内、散布及びくん煙及びエアゾル剤の噴射は合計8回以内)
トマト 疫病、輪紋病、葉かび病、炭そ病 本剤:4回以内、TPN:10回以内(土壌灌注は2回以内)
ミニトマト 収穫7日前まで 2回以内
ピーマン 斑点病、うどんこ病、黒枯病 収穫前日まで 3回以内
レタス すそ枯病、べと病 収穫14日前まで 本剤:3回以内、TPN:5回以内(土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
リーフレタス 収穫21日前まで 2回以内
なばな類(なばなを除く) 白さび病、べと病、白斑病、黒斑病 収穫60日前まで 3回以内
なばな 収穫21日前まで
キャベツ べと病 収穫14日前まで 本剤:2回以内、TPN:2回以内(は種又は定植前の土壌混和は1回以内)
はくさい 白斑病、べと病、黒斑病、白さび病 収穫7日前まで 本剤:2回以内、TPN:3回以内(は種又は定植前の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
ブロッコリー べと病 出蕾前但し、収穫21日前まで 本剤:2回以内、TPN:3回以内(土壌灌注は1回以内、散布は2回以内)
だいこん 白さび病、ワッカ症、白斑病、炭そ病 収穫45日前まで 3回以内
ひろしまな 白斑病 収穫28日前まで 2回以内
しょうが 紋枯病、白星病 収穫14日前まで 5回以内
みょうが(花穂) 葉枯病、紋枯病 4回以内
みょうは(茎葉) みょうが(花穂)の収穫14日前まで、但し花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで
らっかせい 褐斑病 500倍 収穫14日前まで
ねぎ 黒斑病、べと病、小菌核腐敗病、葉枯病 1,000倍 本剤:2回以内、TPN:3回以内(土壌灌注は1回以内、散布は2回以内)
わけぎ
らっきょう 灰色かび病 3回以内
たまねぎ べと病、灰色かび病 収穫7日前まで 6回以内
にんにく 葉枯病、黄斑病
にんじん 黒葉枯病 本剤:5回以内、TPN:5回以内(種子への吹き付け処理は1回以内)
ばれいしょ 疫病 500~1,000倍 5回以内
夏疫病 1,000倍
うり類(漬物用、ただし、ゆうがおを除く) 炭そ病、うどんこ病、べと病、つる枯病 収穫前日まで 4回以内
にがうり 炭そ病、うどんこ病、べと病、斑点病、つる枯病
ズッキーニ うどんこ病 3回以内
ゆうがお 炭そ病、うどんこ病、べと病 5回以内
かぼちゃ べと病、白斑病、うどんこ病 収穫7日前まで 3回以内
すいか 炭そ病 700倍 収穫3日前まで 5回以内
つる枯病 700~1,000倍
メロン うどんこ病 700倍
べと病 700~1,000倍
つる枯病 1,000倍
セルリー 斑点病 収穫21日前まで 2回以内
やまのいも(むかご) 炭そ病、葉渋病、つる枯病 収穫45日前まで 6回以内
やまのいも 収穫30日前まで
もりあざみ ステムフィリウム葉枯病 3回以内
アスパラガス 茎枯病、斑点病、褐斑病 収穫前日まで
みつば べと病 根株養成期但し、収穫75日前まで
うど 黒斑病 根株養成期但し、収穫200日前まで
ふき 灰色かび病 収穫45日前まで 2回以内
食用ぎく 褐斑病 収穫30日前まで 4回以内
食用ゆり 葉枯病 収穫14日前まで 6回以内
てんさい 褐斑病 収穫45日前まで 3回以内
りんご 斑点落葉病、モニリア病、黒星病
なし 黒斑病、黒星病 本剤:3回以内、TPN:3回以内(休眠期は1回以内)
もも 灰星病、黒星病 収穫前日まで 6回以内
ネクタリン 2回以内
いちじく 疫病 2,000倍
キウイフルーツ 果実軟腐病 500~1,000倍 収穫60日前まで 7回以内
パッションフルーツ 円斑病、疫病 1,000倍 収穫14日前まで 3回以内
パパイヤ 炭そ病 収穫前日まで 5回以内
かりん 黒点病、ごま色斑点病、白かび斑点病 収穫45日前まで 3回以内
マルメロ ごま色斑点病 収穫30日前まで 4回以内
みしまさいこ 炭そ病 800倍 3回以内
しゃくやく(薬用) うどんこ病 1,000倍 収穫45日前まで
もち病、炭そ病、輪斑病 700~1,000倍 摘採10日前まで 1回
網もち病、褐色円星病 1,000倍
新梢枯死症(輪斑病菌による)、黒葉腐病 700倍
たばこ うどんこ病 700~1,000倍 2回以内

2.土壌灌注剤として使用する場合

作物名  適用病害虫 希釈倍数 使用時期 総使用回数 使用方法
ブロッコリー 根こぶ病 1,000倍 定植時 本剤:1回、TPN:3回以内(土壌灌注は1回、散布は2回以内) 1㎡当り希釈液3L土壌灌注
レタス ビッグベイン病 収穫42日前まで 本剤:2回以内、TPN:5回以内(土壌灌注は2回以内、散布は3回以内)
ねぎ、わけぎ 苗立枯病(リゾクトニア菌) 500倍 出芽揃い後(出芽3日後から10日後まで) 本剤:1回、TPN:3回以内(土壌灌注は1回以内、散布は2回以内) 1㎡当り希釈液0.5L土壌灌注
きゅうり 1,000倍 は種時又は活着後但し、定植14日後まで 本剤:2回以内、TPN:10回以内(土壌灌注は2回以内、散布及びくん煙及びエアゾル剤の噴射は

合計8回以内)

1㎡当り希釈液3L土壌灌注
トマト 本剤:2回以内、TPN:4回以内(土壌灌注は2回以内)
みずな 立枯病 は種時 1回
稲(箱育苗) 苗立枯病(リゾープス菌) 500~1,000倍 は種時から緑化期但し、は種は14日後まで 2回以内 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り希釈液500mlを土壌灌注する。
1,000~2,000倍 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り希釈液1Lを土壌灌注する。

3.種子消毒剤として使用する場合

作物名  適用病害虫 希釈倍数 使用時期 総使用回数 使用方法
にんじん 黒葉枯病 12倍 は種前 本剤:1回、TPN:5回以内(種子への吹き付け処理は1回以内) 乾燥種子1kg当り希釈液60mlを吹き付け処理(種子消毒機使用)

category:殺菌剤