アブラムシ
出典: たまちゃん村
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アブラムシ
「キラレ」とも呼ばれ、多くの植物や野菜に付く、数ミリほどの大きさの虫で、よく葉の裏や新芽の先について、植物の汁を吸います。この虫が付くと成長が止まったり、新芽が奇形になったり、病気(ウイルス病)を媒介したり、アブラムシの排泄物のためにすす病が発生したり、ひどくなると枯れてしまう事もあります。
アブラムシは卵から増えますが、ほかの植物に広がるのは、羽が生えて飛んで広がるのと、アリが運んで広がるのとがあります。飛んで広がるのを防ぐには、アブラムシがキラキラしたものを嫌う性質があるので、銀紙を敷いたり、反射テープを播いたりしておく方法があります。また、アリはアブラムシと共生関係にあり、アブラムシが出す分泌液をアリが餌とする代わりに、アリがアブラムシを天敵(テントウムシの幼虫など)から守ったり、他の植物に移動させて、繁殖の手伝いをしたりします。なので、アブラムシを退治する場合には、殺虫剤を散布するのと、アリを退治する薬も一緒にまくようにしたほうが良いようです。